キーボードに一年ほど前からハマっている.
きっかけは研究室でホコリを被っていたUS配列をRealforceを発見したことだった. 当時はJIS配列のものがなかったことに落胆したが,調べていくうちに高級キーボードの存在を知り,エイヤとHHKBを購入した
英字配列も数週間使っていれば慣れたもので,HHKBのシンプルな見た目も気に入り機嫌よく一年ほど使っていた 個人的には特にHHKBのキー配置が好きで,左右対称で台形を逆にしたような見た目が凄く気に入っている
で,次に買ったのがCHOCH60である. これの良いところはなんといっても分割されている点である.自分の場合は机で絵を描いたりご飯を食べたりしたいため,キーボードの間にスペースが作れるのはかなり都合がいい.
ただ,スイッチ選びに若干失敗した.Faker Holy Pandaを買ったのだが少し自分には硬すぎた.
遊舎工房 Feker Holy Panda - Factory Lubed
音は大きいしタクタイルが強すぎるのである. 夜中にベランダを開けてタイピングしようものなら壁ドン必至なことに加え,長時間タイピングすると指が痛くなってくる.
はんだ済スイッチを交換しよう!と思いたち,購入したのがこれ↓
機構はシンプルで,バネによる反発力を持ったノブを押し込むとロックがかかるため,その状態で熱したはんだ部にそえてロックを開放するというもの.
Choco60を組んでから割とすぐこれを購入していたものの,当時はうまく吸い出すことができなかったためずっと放置していた.
そんな折,Youtubeではんだ済みスイッチを道具を用いて取り外している動画を発見した.
https://www.youtube.com/watch?v=OMLPy32yKMo
動画を見て再挑戦するとすんなりうまくいった.というのも,動画ではかなりじっくりとはんだを熱しており,自分はそれが足りていなかったのである
はんだはスルーホールの奥まで入り込んでいるため,表面のはんだだけでなく全体が液状になるまで熱する必要があった. あとは吸い取り器で吸うタイミング.スルーホールの奥の方から固まってしまうため,はんだごてを当てながら吸い取るくらいの勢いでやるとうまくいった.
めんどうなのはスルーホールの奥にはんだが残ってしまうパターン.はんだごてで直接熱することができなくなってしまうため,これについてはスイッチのピン部分を温めて,裏側から無理やり引っこ抜いた
交換したスイッチはこれ↓.Aliexpressで安くなったタイミングで買った.
分解ついでに吸音用の素材も入れた. 100均のペラペラなマウスパッドを基盤の形に沿って切り出し,基盤-アクリルプレート間に挟むといい感じに音がこもる
静音かつ適度なスコスコ感も出た.満足…