ブルーピリオドの新刊をまとめて購入.
全然覚えていなかったので最初から読み返すことにした. 1巻を買って読んだ時とは違う部分が印象に残ってるな~と感じる
特に,八虎が渋谷を青く描くエピソードがすごくいいなと思った. 最近は特に絵を描くモチベーションが迷子になってしまっているので,「コミュニケーションの手段としての絵」という形がとても尊く感じられた.
作中では,部の先生から夏休みの課題として「いいと思ったもの」をスクラップせよという課題が出てくる. 数ヶ月前,私自身モチベーションについて色々悩み抜いた結果スクラップブック的なスケッチブックを作ろうと思い立っていた. 当時はなんの気なしに読んでいたシーンだったが,めちゃくちゃ大事やん!!と今では心から思う
一方で,昔も今もあまり納得を得ていないのがこれ↓
作った本人が好きで楽しんで情熱を込めて作ったものってね それを見た人も楽しくなっちゃうものなんですよ
そうであって欲しさはあるが,実際のところこれを感じ取れた経験はないなと思う.
楽しそうな絵って確かに存在すると思うけど,それは作った本人の感情と関係あったりするんだろうか? このシーンだけじゃなくて割といろんなところで言われていることでもあるので,単に自分の見る目が無いんだろうなとも思う
コンテンツを楽しむ器が狭まりつつあることを本・漫画・ゲームとあらゆる場面で実感している.
つまんなすぎる映画が面白く感じるようになった話を思い出した.作品から何を受け取るかは受け手の感性・下地にめちゃくちゃ依存していて,多分それは作り手となったときにも影響する